マグロの栄養
こんにちは。
当研究所のスタッフの記事です。
優秀な管理栄養士に囲まれて幸せです🎵
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日本人の魚の年間購入量第3位という私たちに馴染み深いマグロ。古くは縄文時代から食べられていたようです。しかし、魚の大きさや傷みやすさから、刺身で食べられるようになったのは江戸時代、特にトロはまぐろの部位の中では傷みやすく好んで食べられるようになったのは冷蔵・冷凍技術が発達した昭和からだそうです(諸説あり)
今では刺身には欠かせないまぐろですが、部位によって含まれる栄養成分も変わってきます。では!「まぐろの栄養」を、追ってみましょう☆
◎赤身◎
まぐろのたんぱく質は必須アミノ酸のメチオニンが豊富!肝臓の機能を高めたり、肝臓に脂肪を溜めにくくしたりする効果があります。また、セレンという抗酸化作用を持つ酵素成分を含み、老化をすすめる活性酸素を分解する力があります☆
◎血合い◎
生で食べることが少ない部位ですが、豊富に含まれるタウリンは肝臓でのアルコール代謝を助け、肝臓の負担を軽くするのでお酒のお供には心強い栄養成分です!そして、抗酸化ビタミンであるビタミンEは赤身に多く含まれるセレンと一緒にとることで、抗酸化作用がUPすると言われています。
◎脂身◎
DHAやEPAのn-3系多価不飽和脂肪酸が豊富な脂身。この脂身の多い部分がトロと呼ばれています。このDHAやEPAは血中の中性脂肪の低下効果や、血栓を防ぎ、心疾患や血管疾患のリスク低減する効果が認められています。特にDHAは認知症予防の研究が世界的に進められている注目成分!効率よく摂るには生で食べる刺身がおすすめです。部位によって栄養成分が異なるので、色んな部位を食べるのがオススメです☆
これから寒くなる時期にクロマグロとミナミマグロは旬を迎えます。旬の食材は美味しいだけでなく、栄養価も高まります。ぜひお酒のお供に、まぐろをお楽しみください(*^^*)
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きのこの栄養🎵
当研究員の管理栄養士栄養コラムだよ。
きのこの底力すごいです!
二日酔いを防ぐだけでなく、疲労回復にも力を発揮してくれます!また、脂肪の燃焼を促進するビタミンB2などビタミンB群が野菜の中で豊富なのもきのこの特徴の1つです。
これからの季節、旬を迎える「きのこ」。日本には4000~5000種のきのこが存在することを知っていますか?その中でも、食用は約100種、毒キノコは約40種、あとの大半のきのこは食べられるのか食べられないのかも不明なのだそうです。
みなさんは「きのこ」にどんなイメージがありますか。“低カロリー”だったり“食物繊維が豊富”だったり、なんとなくヘルシーなイメージがあるのではないでしょうか。
そんなイメージ通り、低カロリーであり、豊富な食物繊維により便秘の解消を助けてくれます。しかし、それだけではありません!
実は、食物繊維により血中のコレステロールの上昇を抑え、動脈硬化や脂肪肝を予防する効果や、きのこに多く含まれる不溶性食物繊維の一種、β-グルカンは腸内の免疫細胞を活性化し、免疫力をUP!風邪やインフルエンザの予防だけでなく、ガンに対する予防効果が期待できると注目されているのです。
さらに、お酒が好きな方に朗報!マイタケに多く含まれるビタミンB1はアルコールの分解に必要な栄養素。二日酔いを防ぐだけでなく、疲労回復にも力を発揮してくれます!また、脂肪の燃焼を促進するビタミンB2などビタミンB群が野菜の中で豊富なのもきのこの特徴の1つです。そして、肝臓の代謝や解毒作用を助けてくれるオルニチンも含まれており、特にブナシメジに多く含まれています。
参考文献
おいしく健康をつくる あたらしい栄養学/吉田企世子、松田早苗監修(高橋書店)
春夏秋冬おいしいクスリ 旬の野菜の栄養辞典/吉田企世子監修
空芯菜の栄養
当研究所スタッフの健康コラムを紹介します🎵
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[空芯菜編〕
シャキシャキっとした歯ごたえで、原産である東南アジアへ行くと、青菜炒め=空芯菜の炒め物が出てくるほどメジャーな野菜なのですが、まだまだ日本では馴染みがない方も多いかもしれません。でも、食べたことがないなんてもったいない!この空芯菜、茎は空洞ですが、栄養はぎゅっと詰まっています。
疲労回復ビタミンであるビタミンB1や汗とともに失いやすいカリウムが含まれており、夏バテ予防にピッタリ。そして、細胞や血管の老化を抑える抗酸化成分のβ-カロテン・ビタミンC・ビタミンEが揃って含まれているのもポイント!日焼けや肌あれ等の肌トラブルの改善を始め、ストレスの軽減、動脈硬化や生活習慣病を防いだり、がんの予防効果も期待されている栄養成分です。
この3つの成分が揃うと、相乗効果によって単体でとるより、抗酸化力がアップ。特にβ-カロテンとビタミンEは脂溶性のため、油と一緒にとることで吸収率が高まります。「空芯菜を味わうサラダ」や「空芯菜の黒胡麻和え」のように胡麻と一緒にとることで、胡麻の油分により、抗酸化成分が体に吸収されやすくなり、パワーアップした抗酸化成分を無駄なくとることが出来ます。
また、空芯菜は鉄分も豊富で、赤身の肉や魚、貝類と一緒に食べるのに効果的。「空芯菜と牡蠣のオイスターソース炒め」は貧血予防にはもってこいの一品ですね。そして、なんといっても糖や油の吸収を緩やかにしてくれる食物繊維も豊富な「空芯菜」、日々の健康にもお酒の席にも心強い味方です!
食べて元気になるPPK食~輪島三井のカレー編~
「加齢にはカレー」という言葉を耳にしたことがある。カレーを多く食べているインドでは、アルツハイマー型認知症の発症率が低いことからクルクミンの作用が注目され、研究が始まりましたそうです。
カレーに使われるスパイスのターメリック(ウコン)の主成分がクルクミンです。
クルクミンが免疫細胞に働きかけ、アルツハイマー型認知症患者の脳に見られる特徴の、老人斑を除去することが可能と報告されています!
クルクミンは抗酸化食品であるポリフェノールの一種で、酸化ストレスと関係が深い生活習慣病やアルツハイマー病などへの効能が期待されている栄養成分(ファイトケミカル)です。
ということで、高齢化率40%を超える輪島市の里山レストランオープンに向けて大手食品メーカーさんと里山レストランオーナーと共同してカレーメニュー開発に挑戦!
とりかく美しすぎる輪島の海に面した田園風景🎵
この美しい里山に囲まれたレストラン
この自然豊かな食材を使ったカレー。
「あごだし」「いしる」「味噌」なとなど
塩分にも配慮して配合を変えていきます。
「いしる」は能登の気候や海風、湿度が合わさって出来上がった魚醤。
また、このいしるをベースにした「いしる鍋」がたまらなくくせになる味ですねー。
カレーに輪島の産物入れた輪島三井のカレー
美味しいだけでなく、食べつつけて健康になること。取れたて野菜で作ったスムージーや発酵食品で腸の調子を整え、免疫をアップ。カレーは塩分が高くなりがちなので美味しさが失われないギリギリまで塩分を調整していきます。オメガ3も加えたいところ。。
忘れてはならないのが、住民の方々が納得いくものがゴール。
完成までもう少し!
ゆったりファースト家族旅行
約20年ぶりのラスベガスです。
ラスベガスと言えばカジノというイメージだけど、目的はショーを観てゆっくりと頭の充電。。
飛行機は、パパの計らいでファーストクラス。人を運ぶ手段というより、まさに快適な空の旅を時間と共に過ごすイメージでしょうか。
フライト時間は機内皆同じだけど、質が変われば苦痛にも快適にもなる、仕事も同じことが言える、うんうん。
ウェルカムシャンペンで出発を待ちます。座席は個室になっているので完全にプライバシーが守られている。
実は一番楽しみにしていた機内食。和洋どちらも捨てがたいので、私は洋食、パパと娘は和食でシェアすることにしました(^^)v
ドリンクとおつまみのあとは、前菜が3種からキャビアをチョイス。
メインデイッシュは和牛フィレステーキをチョイス。機内でよくこのような味を出せるなぁと舌鼓。
デザートはパンナコッタとアイスに金粉をふり、最高のコンビネーション。飲み物はこだわりの紅茶「ロイヤルブルーティー」と一緒に。
和食は前菜盛り合わせ5種
蓮根餅のお澄しと雲丹入り茶わん蒸しのキャビア添え。贅沢ですねー。
そしてメインデイッシュが和牛フィレ肉のすき焼き風。
デザート盛り合わせ。
メニューが覚えきれないので、備忘録としてメニュー表を↓↓↓↓↓↓
まだまだ続きます。着陸前の軽食は軽めに白身魚の洗いと温野菜。
心の栄養になりました🎵
【番外編】
夜のフライトなので、仮眠は大切。JALオリジナルのパジャマに着替えて、快適マットレスに羽布団。長時間フライトの疲れはどこへ行ったやら。。
JALのサービスは大満足でした。ベテランCAの対応も大変勉強になりました。
お年寄りの方でもこんな快適なフライトなら空の旅が楽しめますね。
日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会ランチョンセミナー
2017年9月15日、16日に標記学術大会が幕張メッセで開催されます!
http://www.cs-oto.com/jsdr2017/
私は15日(金)にランチョンセミナーで講演しまーす。座長はなんと、この業界では超有名な県立広島大学教授の栢下先生! 今から緊張します(笑)
テーマは
「栄養のプロに聞いてみよう!『足りてますか?嚥下調整食の栄養量』~学会分類2013と両立させるには~」
たくさん聞きに来てくれるかな?
皆様のご参加お待ちしてます🎵