管理栄養士yukikoブログ

日本最大ソーシャルイベント「夢AWARD7」グランプリ受賞、高齢者を元気にして世の中の社会保障費を低減したい、と日々奮闘しています。

きのこの栄養🎵

当研究員の管理栄養士栄養コラムだよ。
きのこの底力すごいです!

二日酔いを防ぐだけでなく、疲労回復にも力を発揮してくれます!また、脂肪の燃焼を促進するビタミンB2などビタミンB群が野菜の中で豊富なのもきのこの特徴の1つです。

これからの季節、旬を迎える「きのこ」。日本には4000~5000種のきのこが存在することを知っていますか?その中でも、食用は約100種、毒キノコは約40種、あとの大半のきのこは食べられるのか食べられないのかも不明なのだそうです。
みなさんは「きのこ」にどんなイメージがありますか。“低カロリー”だったり“食物繊維が豊富”だったり、なんとなくヘルシーなイメージがあるのではないでしょうか。

そんなイメージ通り、低カロリーであり、豊富な食物繊維により便秘の解消を助けてくれます。しかし、それだけではありません!
実は、食物繊維により血中のコレステロールの上昇を抑え、動脈硬化脂肪肝を予防する効果や、きのこに多く含まれる不溶性食物繊維の一種、β-グルカンは腸内の免疫細胞を活性化し、免疫力をUP!風邪やインフルエンザの予防だけでなく、ガンに対する予防効果が期待できると注目されているのです。

さらに、お酒が好きな方に朗報!マイタケに多く含まれるビタミンB1はアルコールの分解に必要な栄養素。二日酔いを防ぐだけでなく、疲労回復にも力を発揮してくれます!また、脂肪の燃焼を促進するビタミンB2などビタミンB群が野菜の中で豊富なのもきのこの特徴の1つです。そして、肝臓の代謝や解毒作用を助けてくれるオルニチンも含まれており、特にブナシメジに多く含まれています。

参考文献
おいしく健康をつくる あたらしい栄養学/吉田企世子、松田早苗監修(高橋書店
春夏秋冬おいしいクスリ 旬の野菜の栄養辞典/吉田企世子監修